2019/9/6/

30代からでもエンジニアとして転職できますか?と言うお話

皆さんこんにちは。@kou_yanです。

私の質問箱やTwitterのDMでも時々このような質問が来ます。確かに色々とお話を聞いていると、30代というのが節目だと考えている方が多いようです。では、実際にどうなのか?書いてみようと思います。

結論から言うと30代からでもエンジニアとして転職は可能

しかしながら、その言葉には但し書きがあり「何歳になってもその人次第」という事になります。40代、50代でも採用される人はされるし、されない人はされません。

では、20代だからといって無条件で採用されるのでしょうか?というと、これも答えはNOになります。確かに若い分、採用されていく確率は高いと思いますが、20代と30代とでは人材として歴然たる能力差が出るのか?というと、そういう訳でもないですね。

「30代としての強みは何か?」を考える

採用活動では、常に何かと比べられています。採用面談の担当者には複数の履歴書や面談記録が並べられている状態です。この無数の“山”の中から、如何にして目立つか?を考えると、やはり自分の持つ「強み」を認識し、しっかりとアピールすることにあります。

今は単純に20代と30代を比較していますが、とりあえず、まずは年齢に着目して、30代が如何にして勝てる戦略を練るかと言う視点で考えてみましょう。

すでに10年近くの社会人経験を積んでいる

年齢で不利に見られがちですが、裏を返せばこう言うことになります。企業は20代(特に前半)から採用すると、社会人経験としての経験値を付けさせるための育成コストを支払うことになりますが、30代の場合はほぼコストを支払うことはありません。

むしろ、他社が時間とコストをかけて「社会人面のスキル」を育てた人材でありますので、採用する企業側から見ると、お買い得だと思える面もありますね。

プログラミングと言っても、所詮人と人が関わりあう仕事でありますから、当然プログラミングスキルだけでは仕事の良し悪しは語れません。適切なコミュニケーション、報連相(ほうれんそう)など、プログラミングスキル以外を見ても重要なものばかりです。

特に、チーム開発ともなれば、「他人の目から見て」この報告はどうか?と言う視点は欠かせません(GitのCommitメッセージの書き方等)。こういった事から、社会人経験も非常に重要になってくるのです。

自発的に自らのスキルアップをする行動をしている

企業や組織にとって、とても貴重な「自発的にスキルアップしようとする人材」。まず、プログラミングを勉強中の皆さんがこれに当てはまると思います。特に役員や人事が好きな人物像がこういった自ら努力していける人です。

自発的にスキルアップする行動を取れている人は、誰かに言われなくとも自らの頭で考え行動に移すことができます。この時点で非常に有能だし、正直今後の伸びしろしか感じません。

意外と自己投資をしている人は多くはなく、これだけでもポイントが高いとは思いますが、実は口だけで「勉強しています!」「入社後もキャッチアップをがんばります!」という人は多いです。

いわゆる「口だけ人間」に見られないように、自らが勉強してきた軌跡はしっかりとエビデンスとして残しておきましょう。QUELCODEでは日々の学習時間の記録を取れるアプリを併用しながらの学習を推奨しています。

togglを使った学習記録レポートの一部

前職のIT業界以外の業界知識が役に立つ

何らかのシステムを作っている会社は、基本的にIT企業のためにシステムを作ることはあまり多くはありません。

基本的にIT企業は、他業界向けにプログラミングを通じて業務を楽にするシステムを開発しているケースがほとんどです。そのため、システムを構築するには、その業界特有の業務の流れや仕組みを知る必要があります。一例を上げるとすると、

  1. 決済関係のシステム
    →資金の決済についての業務知識や資金決済に関する法的な知識が必要になります。
  2. 証券取引のシステム
    →証券取引に関する仕組みや業務知識、当局対応に関する知識が必要になります。
  3. 物流関係のシステム
    →物流を効率的に運用する仕組みや業務知識が必要になります。
  4. 医療関係のシステム
    →医療事務に関する知識や保険点数計算に関する知識、場合によっては約時に関する前提知識が必要になります。

このように、システム一つを作るにも、どのような業界向けのシステムを作るかによって、プログラム以外で必要な知識はまるで異なってきます。前職の業界に対してサービス提供を行っているようなIT企業はいませんか?

すでに前職や前職に似た業界や業種に対してサービス提供を行っているIT企業がいれば、あなたはすぐさま活躍できること間違いなしでしょう。プログラミングの技術なんて時間が解決してくれます(一般的に1000時間ぐらい熟せばそこそこ出来るようになるそうです)。実は業務のキャッチアップや知識をつけて、システムを設計&実装していく方が難しかったりします。

いかがでしたか?20代には20代の、30代には30代にあった転職の戦略があると思います。一思いに年齢だけで自分にフィルターをかけずに、もう一度今の自分の強み(メリット)は何か?じっくりと考え、的を絞って転職活動をしてみてはいかがでしょうか?

ちなみにQUELCODEでは、受講生の転職機会を作るために、定期的に未経験をポテンシャル採用してくれる企業さんによる企業説明会を開催しています。外部の参加者も呼んで開催する場合はTwitterで告知していますので、是非フォローよろしくお願いいたします。